ユナイテッド航空のマイルの使い方と魅力

皆様、ユナイテッド航空という会社はご存知でしょうか？こちらの会社はアメリカが本拠地の航空会社です。

ANAと同じ「スターアライアンス」というグループに属している航空会社です。そのため、ユナイテッド航空のマイルを利用してANAの特典航空券（マイルでとるチケットのこと）を発券することが可能です。

アライアンスとは、世界各地の航空会社が相互協力を目的として結成した組織。現在「ワンワールド」「スターアライアンス」「スカイチーム」という3大アライアンスが世界の中心となっています。

ユナイテッド航空のマイル（以下、UAマイルと記載します）を使う魅力はなんといっても日本の国内線を利用するときに最もお得に使うことができる点です。

また、その他には国際線の燃油サーチャージ代が無料、国際線の特典航空券が片道から発券可能（ANAは国際線の特典航空券は往復のみ発券可能）、親族以外の誰でも発券可能（ANAは２親等以内のみ）、マイル有効期限が無期限、マイルを購入することができるという点が挙げられます。

今回の記事では、国内線の利用と国際線の燃油サーチャージ代が無料になるこの2点に絞って紹介させていただきます。

ユナイテッド航空で国内線を利用する

UAマイルを最もお得に使う方法は、ANAの日本の国内線の特典航空券をマイルで発券することです。

UAマイルを使ってANAの国内線特典航空券を発券する場合、必要なマイル数は片道5,500マイルから使うことができます。

飛行距離が800マイル以内であれば必要マイル数は片道5,000マイル（往復で予約した場合10,000マイル）
飛行距離が801マイル以上であれば必要マイル数は片道8,000マイル（往復で予約した場合16,000マイル）

１区間の距離	対象路線	必要マイル数
800マイル以内	東京⇄千歳、福岡、鹿児島 大阪⇄那覇、千歳	片道：5,000マイル 往復：10,000マイル
801マイル以上	東京⇄那覇、宮古島、石垣 大阪⇄宮古島、石垣	片道：8,000マイル 往復：16,000マイル

ANAマイルも国内線の特典航空券は片道6,000マイルから利用可能ですが時期（年末年始、GW、お盆などのハイシーズン）によって必要マイル数が多くなったり、特典航空券で予約が取れない日があったりします。

一方で、UAマイルでANAの国内線特典航空券を発券する際はシーズン関係なく一律で上記のマイル数で取ることが可能です。マイル数がシーズンによって変動しないこともUAマイルを使うメリットになります。

このようにほとんどのシーズンでUAマイルの方がANAマイルで発券するのに比べて必要マイル数が少ないのがお分かりいただけると思います。

マイルを貯めて国内線でたくさん旅行したいという方にとってはUAマイルはかなりオススメです。

また、年末年始やお盆などハイシーズンしか旅行に行かない方にとってはUAマイルで国内線を発券することはかなり魅力的ではないでしょうか。

国内線ではANA以外の航空会社も利用可能

国内線で利用する航空会社は主にANAになりますが、ANAは国内線でいくつかの航空会社とコードシェア（共同運航）をしています。そのため、ANA以外の下記のコードシェア便にも乗ることができます。

エアドゥ、IBEX、ソラシドエア、スターフライヤー、オリエンタルエアブリッジ

おまけ〜ちょっとマニアックな国内線の使い方〜

ユナイテッド航空は出発地と目的地の距離が800マイル以内なら往復10,500マイルで特典航空券を取ることができます。これは経由便を使った場合でも10,500マイルが適応されます。（ANAで経由便を使用した場合は距離に応じて必要マイル数が増えます）

何が言いたいかというと、同じマイル数でたくさん旅行ができます！と言いたいのです。笑（ただし、一部は弾丸になりますが、、、）

それを利用して青森旅行のついでに、帰りに福岡経由で1泊してとんこつラーメンを食べに行ったこともあります。笑

往路）羽田→千歳（乗り継ぎ）→青森
復路）青森→千歳（乗り継ぎ）→福岡（乗り継ぎとして一泊※）→羽田

実際の旅程です。この旅程でも必要マイル数は10,500マイルです。同じマイル数で青森旅行に福岡旅行をつけることができました。※乗り継ぎ利用のため24時間以内の滞在になります。この旅程では夜の20時ごろ福岡について翌日お昼の便で羽田に帰っております。

このような遊び心のある旅程が組めるのもUAマイルで国内線の特典航空券を発券する魅力でもあります。

国際線の燃油サーチャージ代ゼロ！今こそユナイテッドマイルを使おう

UAマイルで国際線の特典航空券を発券すると燃油サーチャージ代が０円になります。ANAマイルでANAの国際線を発券すると燃油サーチャージ代がかかりますが、UAマイルでANAの国際線を発券すると燃油サーチャージ代が０円になります。

実際に昨年6月にインド（ガンジス川）に行ってきました。急遽、旅行が決まったためチケットを探し始めたのは5月下旬です。

3泊4日の弾丸だったため現地での時間を確保するために、行きはANAのバンコク経由（デリー午前着）、帰りはANAの直行便（夕方発）を使いたかったので下記の旅程でチケットを探しました。

行き：羽田→バンコク（ANA）、バンコク→デリー（タイ航空）
帰り：デリー→羽田（ANA）

当初はUAマイルよりもANAマイルの方が必要マイル数が少ないのでANAマイルを使おうと思いチケットを探していたのですが、燃油サーチャージ代含め諸費用が６〜７万円ぐらいしたのでANAマイルで発券するのをやめて、燃油サーチャージ代がかからないUAマイルを使ってチケットを発券することにしました。諸費用が７千円ぐらいだったと思います。

国際線でUAマイルを使う際に、アメリカ本土やハワイに行く便はANAに比べて必要マイル数が多くなります（アメリカの航空会社のため需要が多い）。その分、燃油サーチャージ代はかからないのでマイル数か手出しの出費かどちらを優先するかによって選択することをおおすすめします。

東京⇄ハワイの必要マイル数はANA：40,000マイル（諸費用約70,000円）、UA：約66,000マイル※（諸費用約7,000円）
※変動制のため必要マイル数は目安としてお考えください

ユナイテッド航空のマイルを貯めるのに最適なクレジットカード

MilegePlusセゾンカード（VISA、JCB、AMEX）

年会費（税込）：３，３００円

マイル還元率：０.５％（最大１.５％）

マイルアップメンバーズ（年会費１１，０００円）加入でマイル還元率１.５％（１，０００円利用につき１５マイル）上限３０，０００マイル（年間３００万円利用まで）それ以上の利用はマイル還元率は通常の０.５％

クレジットカードの詳細はこちらから。カードお申し込みにはユナイテッドのマイレージプラスプログラムの会員番号が必要です。

マイレージプラスプログラム入会方法

マイレージプラス入会にはユナイテッド航空のリンクから個人情報を入力てください。

サイト上で言語と通貨を選択できるので、日本語と日本円を選択して登録を進めてください。

名前：名前はパスポートと同じ名前で入力。パスポートがない方は、英語（ヘボン式）で入力

住所を入力：住所は、ローマ字で入力。日本語の住所の順番とは逆の順番に入力。東京都港区六本木1-1-1なら、Roppongi1-1-1　Minato-ku　Tokyoと入力。マンションにお住まいの場合は、マンション名を先頭に入力します。マンション名を入力しなくても届く住所の場合、例えば六本木1-1-1-501号室は、Roppongi1-1-1-501のように入力。

Googleなどで「英語住所の書き方」などと入力して検索すると日本語で入力するだけで自動で英語住所に変換してくれるサイトなどもあります。

パスワード：半角英数字で8文字以上32文字以内で、少なくともアルファベットと数字を各1文字以上含める

マリオットボンヴォイアメックスプレミアカード

年会費（税込）：４９，５００円

マイル還元率：１.０％（最大１.５％）

詳細はこちらの記事からご確認ください

まとめ

いかがでしたでしょうか。日本に住んでいるのにANAではなくUAマイルを貯める魅力が少しでも伝わりましたでしょうか。

日本の国内線をお得に乗れるUAマイル。国内線は国際線に比べて特典航空券も発券しやすく、国内旅行をお得にしたいという方にとっては魅力的なマイルだと思います。

ぜひ、UAマイルを活用して行きたいところにいっていただき、今よりもさらに充実した旅行ライフを楽しんでください。

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